インフォメーション

インターネットマガジン「Sook」に ス トローベイル・ハウス「カフェ風流」が掲載されました。

「Sook」 2008年7月・7号 (小学館、2008年7月25日発行)
インターネットマガジン「Sook」の楽 園雑誌「渚でくらす」
に高樹沙耶さんが連載していますが、 今回はスト ローベイル・ハウス「カフェ風流」のワークショップの様子などがレポートされています。

http://www.magsook.jp/mokuji/nagisa/

「カフェスロー」が国分寺に移転、新店舗が完成しました!

新カフェスローの店内

新カフェスローの店内

中庭

新カフェスロー中庭

7 年前、スローデザイン研究会が最初に手がけた「藁の家」。思い出のいっぱい詰まった「カフェスロー」に、今年の1月、国分寺駅に近い工場跡への移転話が突 然持ち上がりました。以来、旧店舗のコンセプトを継承し、さらにパワーアップした店舗を目指して、設計者の大岩剛一と経営者である吉岡淳さん、スタッフが 一丸になって計画を進めてきました。
4月後半の着工から一カ月。現場監理はスローデザイン研究会の上村彩果がつとめました。5月のGWを中心に、その後数回にわたるストローベイル・ワーク ショップには、地域の皆さんやナマケモノ倶楽部の皆さんを始め、延べ150人以上ものボランティアの方々が参加して、このたびついに新店舗が完成しまし た。

6 月14,15,16日の3日間のお披露目パーティーには、参議院議員の川田龍平さん、女優の高樹沙耶さん、サヨコ+OTOさん、エクアドルのインタグの森 からカルロス・ソリージャさん、そしてナマケモノ倶楽部世話人であるアンニャ・ライトさん、中村隆一さん、辻信一さんなど、多くのゲストがお祝いに駆けつ け、皆で新しいカフェスローの門出を祝いました。

正式なオープンは6月21日(土)のキャンドルナイト。
国分寺駅から徒歩6分、ストローベイルのディスプレー・ウィンドーと明るい中庭が目印です。

「カフェスロー」詳細はこちら→ http://www.cafeslow.com/

カフェスロー・オープニングイベント6/14

カフェスロー・オープニングイベント6/14

カフェスロー・オープニングイベントで挨拶をする大岩剛一

旧カフェスロー最後の日(カフェスロー7周年&クロージングパーティ)吉岡淳さんと大岩剛一5/25

旧カフェスロー最後の日(カフェスロー7周年&クロージングパーティ)吉岡淳さんと大岩剛一5/25

アースキャラバン自然体験ワークショップ「古民家の暮らしを体験しよう!」~滋賀県大津市~ (スローデザイン研究会共催/講師:大岩剛一)

みなさま アースキャラバン2008をご存知ですか?
「地球を遊ぼう 地球を学ぼう」を合言葉に、
冒険家の高橋素晴さん率いるアースキャラバン号が日本全国を縦断し、
各地で子供たちを対象に自然体験ワークショップを繰り広げるというもの。
5月18日にはアースキャラバン号が滋賀県大津市にやってきて、
スローデザイン研究会世話人の大岩剛一が講師をしました。
テーマは「古民家の暮らしを体験しよう!」。
一体どんな授業が繰り広げられたのでしょう?

【会場】
滋賀県大津市葛川細川町字合野13番地

【主催】
アースキャラバン実行委員会

【特別協賛】
松下電器産業(パナソニックキッズスクール)

【特別協力】 チーム・マイナス6%(環境省)

【企画】
ナマケモノ倶楽部、博報堂、博報堂DYメディアパートナーズ

【共催】
スローデザイン研究会

【協力団体】 NPO子どもネットワークセンター天気村

【協力】
久保照夫、西澤恵美子(体験・山菜摘み農園 じゅうべえ)、奥村忠市朗

5月18日、滋賀県大津市葛川でアースキャラバンが開催されました。
子供たちに環境授業を行うため、バイオディーゼルカーに乗って高橋素晴さんをキャラバンリーダーとして全国をまわっています。
今回は古民家を使い、スローデザイン研究会代表大岩先生を講師として、環境にやさしい暮らし方、「家」をテーマに行いました。
自分で川から水をくんで、山菜を摘んで、かまどで火をおこして、お米をたいて。
大都市からやってきた15名の子供たちにとってはどれも体験できないことばかり。
彼らにはとても新鮮だったようで、目を輝かせながらいきいきと取り組んでいました。 お昼は自分たちで炊いたご飯、摘みたての山菜のてんぷら、ヨモギ団子、差し入れの鹿汁などが並ぶ豪華な食卓になり、みんなで板の間に座ってとても満足そうでした。
食後は土間にむしろを敷き、地域の方も一緒になって、一人一足、わらじを作りました。
おじいちゃんおばあちゃんの話に真剣に耳を傾けながら、全員が見事にわらじを完成させました。地域の方も、子供たちの力でここまで作れるとは思っていなかった、すごいすごいと喜んでいました。
わらじを履いたこともない子供たちは、痛い痛いといいながら、 でもうれしそうに自作のわらじで民家の周りを走り回っていました。
最後に、高橋素晴さんと大岩先生と子供たちで、一日を振り返りながらのミーティング。 古民家で学んだこと、感じたことを一つ一つ子供たちに発表させました。 素晴さんは、家と素材、周りの自然、生活道具、食材など、 すべてが無駄なくつながっていることを話して聞かせます。
古民家には昔の人の知恵がたくさんつまっていて、住んでいた人の思いがしみついています。
子供たちはそのことを肌で感じることで、そうした知恵や思いが子供たちの心の中に残っていくのだと思いました。
そしてそれが、私たち大人にとっても必要な人生の糧になるのだと思います。

(報告:高井奈津子)

新カフェスロー/藁積み、土塗りワークショップに参加して

5月6日、カフェスロー新店舗で行われた藁のワークショップに参加しました。ワークショップはこの日が4日目。約20名の参加者が、壁材を混ぜ合わせる人、壁の形を整える人、竹を伐る人などに分かれ、それぞれ作業を進めました。

僕 の作業は水と土を混ぜ、藁に馴染ませて壁材をつくること。塗りやすいように程良い固さにして、しかもしっかり藁と馴染ませるのはなかなか力のいる仕事でし た。土と藁をこねる手の感触が気持よく、自分が今こねている土がカフェスローの壁になることを考えると、自然とやる気が出てきて夢中になって手を動かして いました。さらに嬉しかったのは、いい固さの土ができると塗っている人たちが喜んでくれたこと。協力してつくり上げる楽しさと喜びを、心と身体で実感した ひとときでもありました。

次は藁を積んだ壁に土を塗り込む作業でした。壁をじっと見つめ、でこぼこの場所を見つけ ては塗り込む地道な作業。離れてみて、へこんでいるところ盛り上がっているところを探し、土と藁を揉むように馴染ませながら塗り込んでいきました。1日の 作業が終わってその壁を見たら、最初とは見違えるように平らな壁になっていました。この上に仕上用の土が塗られていくので、もう明日以降は見られない。こ の日だけの壁。ちょっと淋しい気もしましたが、でもつくった人だけが知っている壁を見られることがちょっぴり誇らしく、参加してよかった~という思いが自 然と湧いてきました。

藁や土、水に触れられたこと。自然素材を混ぜ合わせ、みんなでひとつのものを協力してつくる 体験ができたこと。大好きなカフェスローに、ちょっとだけ貢献できたこと。ただ形をつくるだけでなく、感触を味わったり、みんなと協力する楽しさを味わっ たり、壁が完成していくプロセスをじっくり味わうことができたり。そのひとつひとつがとっても幸せな時間で、「スロー」のよさを心と体で実感したひととき でした。

貴重な機会をくださったカフェスローの皆さま、スローデザイン研究会の皆さま、一緒にワークショップに参加した皆さまに心から感謝です。こういうスローな時間を、これからも大事にしていきたいです。カフェスローがこれからもステキな場でありますように。

(報告:市川 創)

スロー運動の拠点「スローカフェ・ネットワーク」結成記念イベント

「スローカフェ・ネットワーク」結成記念イベント

「スローカフェ・ネットワーク」結成記念イベント

年々高まりつつあるスローカフェ・ムーブメントを受けて、ナマケモノ倶楽部とカフェスローは、スローカフェ宣言のコンセプトに基づいた拠点を全国各地に広げるための情報共有の場、「スローカフェ・ネットワーク」 を立ち上げることになりました。

スローカフェ宣言: http://www.cafeslow.com/cafeslow%20manifesto.htm

スロームーブメントの先駆けとして6年前にオープンした東京府中市の「カフェスロー」。

当日は、すでに活動を行っているスローカフェや、これからスローカフェを開店したい個人や団体が全国各地から駆けつけ、スロー運動のネットワークを全国に広げていくための画期的なイベントになりました。

スローフード・ジャーナリストの島村菜津氏を中心に、中村隆市氏(ナマケモノ倶楽部世話人、ウインドファーム代表)、スローデザイン研究会世話人の大岩剛 一、カフェスロー代表の吉岡 淳氏が、日本のスローカフェ運動の展望とスロー運動の将来をめぐってシンポジウムを行ない、参加者との活発な意見交換が行わ れました。

【日時】2007年6月10日(日)PM12:00~17:00

【場所】東京都府中市栄町「カフェスロー

【主催】ナマケモノ倶楽部カフェスロー

新発売の有機無農薬コーヒー 「ハチドリのひとしずく」のパッケージをデザイン

有機無農薬コーヒー 「ハチドリのひとしずく」のパッケージ(豆)

有機無農薬コーヒー 「ハチドリのひとしずく」のパッケージ(豆)

有機無農薬コーヒー 「ハチドリのひとしずく」のパッケージ(粉)

有機無農薬コーヒー 「ハチドリのひとしずく」のパッケージ(粉)

4月の21、22日に代々木公園で開催された「アースデイ東京2007」。
ナマケモノ倶楽部とハチドリ計画のブースに、トセパン(メキシコ)とインタグ(エクアドル)の森のコーヒーをブレンドした「有機無農薬コーヒー ハチドリのひとしずく」が初登場しました。

「ハチドリのひとしずく」のお話を知っていますか?
「私は、私にできることをしているだけ」と言いながら、燃え盛る森の中へ一滴一滴、クチバシで水を運ぶハチドリのお話です。

「有機無農薬コーヒー ハチドリのひとしずく」は、 森の木を切らずに他の多くの果樹といっしょに栽培されています。
つまりコーヒーの栽培が森を元気にする、「森林農法」でつくられたコーヒーなのです。
収益の一部はナマケモノ倶楽部を通じて、 森林農法に取り組むコーヒー生産者組合に寄付されます。
私たちの「ひとしずく」が、二つの森に落とされるのです。

この「ひとしずく」の意味をひとりでも多くの人に伝えるためには、パッケージのデザインはとても大切です。
スローデザイン研究会のメンバー、ツジヒロコさんが、企画者であり、販売元でもあるナマケモノ倶楽部と何度も打ち合わせを重ね、マイケル・ニコル・ヤグラ ナスのハチドリ・マークを中心に、メッセージ性の強い、シンプルで美しいパッケージデザインに仕上げました。

代々木公園の 明るい日差しに、緑と赤の二つの色がとてもよく映えていました。

(報告:上村彩果)

商品問合せ
ナマケモノ倶楽部http://www.sloth.gr.jp/goods/others_hachidori_coffee.htm

メール:mail@sloth.gr.jp

ハチドリ計画: http://www.hachidori.jp/

マイケル・ニコル・
ヤグラナスさんのページ:http://mny.ca/

実験!体験!!春休み子ども環境フェスティバルに出展しました

子どもたちに環境への関心を高めてもらおうと企画されたイベント「実験!体験!!春休み子ども環境フェスティバル」に、スローデザイン研究会も出展しました。
当日はたくさんの親子連れが参加して大盛況でした。実験コーナーでは、水やエネルギー、地球温暖化などについてお話と実験が行われました。
ストローベイル展示コーナーでは、「三匹の子ぶた」のイラストなどを用いて「わらの家って、ほんとはすごいんだよ!じょうぶだし、環境にもいいんだよ!」と、わかりやすくアピールしました。
子どもたちは大きなワラのかたまりに興味津々で、触ったり、座ったり。
お父さんお母さんたちは、パネル展示に足をとめて熱心に見入っていました。
自然素材の家への関心の高さがうかがえました。(報告:和久愛子)

【日時】
2007年4月8日(日)10:00~16:00

【場所】
ひと・まち交流館 3F  第4会議室 京都市下京区西木屋町通上ノ口上ル梅湊町83-1

【主催】
NPO子どもサポートプロジェクト・京都技術士会(http://kosapo.jp/modules/news/article.php?storyid=23)

滋賀県建築士会青年部会事業「あーき塾 2007」 『スローデザインとつながりの再生 ~「懐かしい未来」の創造に向けて~』

滋賀県建築士会の主催で、滋賀県における豊かな自然との関わりや、これからのライフスタイルのあり方について、大岩剛一がストローベイル・ハウスを切り口にした講演を行いました。

【講師】
大岩剛一

【日時】
2007年2月23日(金)講演会18:00~19:30交流会21:00

【場所】
コラボしが21 3階 中会議室

【主催】
滋賀県建築士会

「ソトコト」No.93、 2007年3月号 (木楽舎 2007年2月5日発売)

ソトコト「ロハスNGO+NPO大図鑑」特集にスローデザイン研究会が紹介されました。

「住む。」No.20、2007年冬号 (泰文館 2006年12月21日発売)

藁をさまざまな切り口から特集した「藁新聞」というコーナーが設けられていて、藁の研究家、宮崎清氏のインタビューを始め、藁の生活文化が興味深く編集されています。

「藁と土、身近な素材から生まれたカフェ」のページでは、スローデザイン研究会が設計監理した東京の「カフェスロー」が大きく取り上げられています。また、「藁を読む」という書籍情報コーナーには、絵本『わらの家』(大岩剛一著)も名を連ねています。

※バックナンバーの紹介はこちらからご覧ください。

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