風流Furyu千葉県南房総市白浜町 |
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環境共生型のライフスタイルを実践する女優の益戸育江（髙樹沙耶改名）さんが、「自然と共存するすばらしさを感じてもらうコミュニケーションの場」として建設したストローベイル・ハウス。店内は国産の杉と土壁と珪藻土の床。天井裏には麻の断熱材を詰めました。滋賀県の左官職人がつくった大津磨きの土のカウンターと、壁からもち出した土の燭台。カウンター上部の障子紙は栃木県の農家で栽培された麻の手漉き和紙。「風流」は、地元のアーティストたちの作品やフェアトレード商品を展示・販売し、各種イベントを行うスローギャラリーです。
概要
ギャラリー＋飲食店（カフェ）／木造平屋建新築工事／敷地面積542.51㎡、建築面積131.54㎡、延床面積84.40㎡／工期2008年5～11月／営業：イベント開催時に随時営業
■企画： 益戸育江
■設計監理： 大岩剛一＆スローデザイン研究会
（設計協力：守田あすか、高浜誠一／監理担当：上村彩果／藁積土塗担当：ホルツヒューター・カイル、森 寛暁／照明計画：深光博美）
■構造設計： 加藤正之建築研究所（加藤正之）
■藁壁温熱環境実測： 日本大学生物資源科学部糸長浩司研究室
■ワークショップ管理： 吉野明美、江畑有子
■施工： 石井材木店（石井正義）
■左官工事及び藁積土塗指導： 江州左官土舟（小林隆男）
■テーブル制作： 藤田和郎／椅子制作：三木黄太／看板制作：宮下昌也／薪ストーブ制作：鐵音工房（村山克己）／クッション：染師よしおか工房
■素材協力（稲藁ストローベイル）： 石田三示
■ストローベイル： 稲藁350個（千葉）
■主な材料・設備： 椹、杉（国産）、壁土（滋賀）、麻繊維断熱材（トム・クラフト）、床珪藻土（日本ケイソウド建材）、タタキ風洗い出し、土塗（大津磨き）カウンター、煤竹、麻手漉き和紙／バイオトイレ～オガクズを活用した乾式し尿分解処理装置（環境シーエスワン）
■協力： カフェスロー、ナマケモノ倶楽部
