作品 ＞ 建築 ＞ 設計監理 ＞ 藁舎（わらや）
藁舎 （わらや）
Waraya
山梨県北杜市高根町 |
 |
庭のヒノキ、赤松、カラマツを構造材やテラスに使い、竹と麻縄でベイルを固定したストローベイル・ハウス。籾殻の燻炭、焼き杉、タタキ、豆砂利の洗い出し、醗酵バクテリアによる敷地内完結型排水浄化システムなど、スローな技術を駆使した環境循環型の家づくりがめざされています。伝統的な技術にこだわる地元の職人さんたちが組織した「八ヶ岳家造りの会 木の香」と一般参加者、建主が協力して建設した別荘建築です。
概要
別荘／木造平屋建の新築工事／敷地面積1158.89㎡、建築面積67.80㎡、延床面積81.71㎡（１階64.32㎡／小屋裏17.39㎡）／工期2004年3～8月
■企画： 大岩剛一・辻 信一・中久保久仁子
■設計監理： 大岩剛一＆スローデザイン研究会
（設計協力：高浜誠一／藁積土塗指導：五十嵐純・大島秀斗）
■ワークショップ管理： 中久保久仁子・佐藤万理
■施工：八ヶ岳家造りの会 木の香
■素材協力（簾）： 葭留（竹田勝博）
■ストローベイル： 稲藁265個（滋賀）
■主な材料・設備： 檜、赤松、唐松（以上敷地内）、杉（静岡）、荒塗土（長野）、中塗土（京都）、籾殻燻炭、焼き杉、豆砂利洗い出し／排水～醗酵バクテリアによる敷地内完結型排水浄化システム（日本バイオテクノ）、遠赤外線電機床暖房（東亜電機工業社）、薪ストーブ
■協力： ナマケモノ倶楽部／ゆっくり堂／NPO法人・緑の列島ネットワーク
