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軽井沢大日向の家

House in Karuizawa‐Ohinata
長野県北佐久郡軽井沢町
軽井沢大日向の家 外観

 伝統工法にこだわった木造軸組工法に、一部ストローベイル構法を組み合わせた個人住宅。ストローベイルを積み、竹木舞を組んで土を塗る工程は、住み手を中心にすべて一般参加型のワークショップで実施しました。冬の日射量を十分確保し、屋根に集熱した太陽熱を床下で蓄熱し、室内全体に循環させるパッシブソーラー・システムを採用しています。伝統的な知恵とハイテクを組み合わせ、目に飛び込む豊富な緑と、気もちの良い風を感じるスローな暮らしをつくる住宅です。

軽井沢大日向の家 外観
概要

専用住宅/木造在来軸組工法2階建の新築工事/敷地面積703.02u、建築面積 111.17u、延床面積 173.01u/工期2011年3〜12月

軽井沢大日向の家 内観

■企画・ワークショップ管理: 伊藤 徹、由貴子
■設計監理: 大岩剛一&スローデザイン研究会(設計監理協力:北村和弘/基礎構造設計:加藤正之建築研究所)
■左官工事及び藁積土塗指導: ホルツヒューター・カイル(スローデザイン研究会)
■施工: 美登利屋工務店(森 望)
■主な国産仕上材料 外壁: カラマツ板押縁止め、土(以上長野県産)/室内壁:土+竹木舞(長野県産)、一部火山灰シラス壁(高千穂)/ストローベイル:稲藁 80個(愛知県産)
■主な設備: パッシブソーラー・システム(環境創機「そよ風」)、ペレットストーブ(さいかい産業)
■ワークショップ協力: (有)カフェスロー、ナマケモノ倶楽部

軽井沢大日向の家 ワークショップ風景