原っぱカフェSlow Cafe & Community Restaurant Harappa cafe
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町の観光地化のあり方に疑問を抱いた「NPO法人 ムラづくりNPO風の原っぱ」が、人と人の横のつながりを活かした地域共生の実現をめざし、大分県と由布市の協力を得て実現したスローカフェ。由布院の田んぼで育った合鴨米や有機野菜、チーズやパンなどを使った、食と農をつなぐ活動拠点であり、地域住民の交流の場です。
使用したストローベイルは、地元由布市にある西日本最大の日出生台(ひじゅうだい)演習場内で、住民たちが刈り取った雑草で作ったものです。壁に埋め込まれた貝殻は、基地問題で揺れる沖縄県名護市辺野古(へのこ)の海岸から届けられました。
概要
飲食店(カフェ&レストラン)+物販店/既存鉄骨造2階建店舗兼住宅の1階部分の新装工事/延床面積58.15u/工期:2010年1〜3月/開店:2010年5月8日
■企画: NPO法人 ムラづくりNPO風の原っぱ
■協力: NPO法人インフォメーションセンター湯布院事業所、(有)カフェスロー、ナマケモノ倶楽部
■設計監理: 大岩剛一+スローデザイン研究会(ホルツヒューター・カイル)
■施工協力: 渡部建築
■主な仕様: ストローベイル(日出生台演習場内の雑草)、珪藻土、地元の杉、竹、温泉による床暖房