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ライフスタイルフォーラム「スローなカフェのつくりかた」で大岩剛一がゲストとしてお話します。

●日時 2009年11月14日(土) 14:30~15:30

●ゲスト:
吉岡淳(カフェスロー代表)、
大岩剛一(スローデザイン研究会)、
富岡麻美(カフェ・デラ・テラ)

●定員:特になし

(以下、ライフスタイルフォーラムの紹介文より)

経済中心の古い価値観が壊れ、新しい価値観が必要とされている今、「人と人」、「人と自然」、「人と地域社会」をつなぎなおす場として「スロー・カフェ」が注目されています。

本日は、そんな「スローカフェムーブメント」の担い手3人が登壇し、地球の未来へつながる新しい価値観やライフスタイルについてお話しします。

日本各地でユニークな活動を展開するさまざまなスロー・カフェのご紹介も!


新刊紹介!『スローなカフェのつくりかた~暮らしをかえる、世界がかわる~』

人、自然、地域をつなぐスロー・デザインの本でました!


『 スローなカフェのつくりかた~暮らしをかえる、世界がかわる~ 』
監修:吉岡淳/発行:自然食通信社/編集:ゆっくり堂/A5版152ページ
共著:吉岡淳 藤岡亜美 大岩剛一 辻信一×中村隆市 小澤陽祐 坂田祐輔
2009年8月5日発行

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「カフェは、いつだって、社会変革と創造の場だった!」
フランス革命の闘士も、未来派の芸術家も、みんなカフェに集った。いつの時代も、そこは、社会変革と創造の場だった。カフェ・スローでは、熱帯の森と人に優しいコーヒーが飲める。新しい衣食住を考える“地球のおかげさま”カフェだ。肌に合わなきゃ、自分色のカフェを作ればいい。有機の緑茶が出てもいい。ゆるやかにつながって、そこから、日本を変えよう!
(ノンフィクション作家 島村菜津 カバー帯より)

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 経済中心の古い価値観が壊れ、新しい価値観が必要とされている今、「人と人」、「人と自然」、「人と地域社会」をつなぎなおす場として注目されている「スロー・カフェ」。スロー・ムーブメントの拠点「カフェスロー」の新たな物語をはじめ、スロー・カフェにかかわる人々が、地球の未来へつながる新しい価値観の暮らしを提案する。

 スローデザイン研究会では、大岩剛一が「スロー・カフェはスロー・デザイン」と題して、これまで手がけたストローベイルを使った7つのスロー・カフェを写真と共に紹介しながら、藁と日本人のこれまでのつながり、そしてこれから先のつながり方を提案する。

 住の意味を見直し、人と人、人と自然、人と地域が本来のつながりを取りもどすのに格好の素材であるストローベイル。斬新なデザインで外壁やインテリアの内装にストローベイルを取り入れたカフェは、藁を積み、土を塗るワークショップを通して多くの人たちを巻き込んでできあがる。

まわりの環境との関係や住のあり方を見直し、失われたつながりを取りもどすための場としてのカフェ。そんなカフェは訪れる人を、新しさと心地よい懐かしさで迎え入れる。

 

「 命の楽園から ~風流 千葉県南房総市 」

「 学生たちのセルフビルド ~成安造形大学カフェテリア 結 紀伊國屋 滋賀県大津市 」

「 里山の暮らしをアートでつなぐ ~ぎゃらりぃ甚弥 京都府南丹市美山町 」

「 森をそだてる ~森林ノ工房 京都府京丹後市」

「 記憶とつながる ~カフェスロー 東京都国分寺市 」

「 東京のまん中から ~北のハチドリ 東京都北区 」

「 弱さを絆に ~カフェぶらぶら 北海道浦河郡 」

その他日本各地でユニークな活動を展開するさまざまなスロー・カフェ情報も満載!

 【もくじ】
●はじめに  吉岡淳/カフェスロー代表
●スロー・カフェ宣言
●「スロー・ムーブメント」の拠点 カフェスロー吉岡淳/カフェスロー代表
●スロー・カフェ・ムーブメントでつながるカフェ
 ・Cafe Slow Osaka スローカフェ大阪
 ・農業・環境・文化コミュニティ SLOW CAFE ずくなし
 ・たまにはTUSKIでも眺めましょ
 ・ミドリカフェ
 ・Spice Cafe Bija スパイス・カフェ・ビージャ
 ・赤村スローカフェ・クリキンディ
●フェアトレードとカフェ
 Slow Water Cafe と「北のハチドリ」藤岡亜美/スローウォーターカフェ代表
●スロー・カフェはスロー・デザイン
 大岩剛一/建築家・スローデザイン研究会代表・成安造形大学造形学部教授
●コミュニティとしてのスローカフェ
 辻信一/文化人類学者・環境運動家・明治学院大学国際学部教授
 中村隆市/ウインドファーム代表
●コーヒーに恋をして  小澤陽祐/スロー社代表
●スロー・カフェは情報を行動につなげる場所
 坂田裕輔/近畿大学経済学部教授・スロービジネススクール2期生
●厳選スロー・カフェ・ガイド
●行ってみたいスロー・カフェ・リスト
●スロー・カフェ・ムーブメントおすすめ本・映画

 

「カタログハウスの学校~暮しのセミナー」で、スローデザイン研究会の大岩剛一が講演をしました(大阪)

「通販生活」のカタログハウスが主催する「カタログハウスの学校~暮しのセミナー」で、スローデザイン研究会の大岩剛一が講演をしました。テーマは「人と人、人と自然をつなぐ家」。住まいを通して本当の豊かさを探りました。
【開催日程】2009年2月21日(土) PM13:30~15:00
【開催時間】PM13:30~15:00
【会   場】大阪市浪速区難波中 2-10-70、なんばパークス・パークスタワー3階、
「カタログハウス」大阪店セミナールーム
【主   催】(株)カタログハウス
http://www.cataloghouse.co.jp/study/index.html

「ライフスタイル・フォーラム2008」で髙樹沙耶さんがブース出展。「ギャラリー風流」の写真展を開く

ライフスタイル・フォーラム2008」で益戸育江(髙樹沙耶)さんがブース出展。
「ギャラリー風流」の写真展を開く

この夏、スローデザイン研究会HPでも呼びかけをおこない、 多くの方にご参加いただいた「ギャラリー風流」の藁積み、土塗りワークショップ。 工事も竣工に近づき、いよいよ来春にはオープンを迎えます

このたび「ギャラリー風流」のオーナー、益戸育江(高樹沙耶)さんが、 辻信一さんのトークゲストとして出演する「ライフスタイル・フォーラム2008」で、 スローデザイン研究会監修のもと、ワークショップの様子を写真で綴った パネル展示を行ういました。
千葉の現場より直送したストローベイルの展示空間も登場!

ライフスタイル・フォーラムとは、「地球と共生するくらしかた」をテーマに年に1度、 新宿御苑で開催される環境イベントです。→http://www.lifestyle-forum.org/

【開催日程】11/1(土)、2(日)

【開催時間】10:00~16:00   *新宿御苑の開園時間は9:00~16:00(16:30閉園)

【会   場】新宿御苑

【 参 加 費 】無料(新宿御苑の入園料として、高校生以上200円、 小中学生50円がかかります。幼児無料)

【主   催】ライフスタイルフォーラム実行委員会、環境省

シーズアースディ高浜(地球について考える一日)

福井県の高浜町「地球を大切に思う日」アースディが開催されますが、 会場内ではストローベイルを使ったオブジェづくりのワークショップを行いました。 (協力:スローデザイン研究会)
同時に、高浜町で制作活動をしているスローアーティスト金明姫(キム・ミョンヒ)さん作のピース・マスクの展示が行われるほか 金さんとスローデザイン研究会世話人の大岩剛一が「エコ・アート・ピース」をテーマに対談をしました。

【日時】2008年9月13日(土)13:00~15:00
【場所】「脇坂公園」福井県大飯郡高浜町西三松
【主催】高浜町

「アミタ・ナウ」にて大岩剛一のインタビュー掲載

資源リサイクルや森林酪農等を体現しているアミタホールディングス株式会社のwebマガジン「アミタ・ナウ」にて、代表大岩のインタビューが掲載されました。
「アミタ・ナウ」2009年9月3日(webマガジン)(アミタホールディングス株式会社)
ストローベイル・ハウスが「新しい物語」をつくる ~建築家大岩剛一氏独占インタビュー取材

2008年・エコロジー住宅推進セミナー

基調講演「“懐かしい未来”の巣づくり ~藁の家でつながりを取り戻す~」 と題し スローデザイン研究会世話人の大岩剛一が講演をしました。
パネルディスカッション「住宅と地域環境 ~豊かさを問い直す~」 (コーディネータ:古田菜穂子さん)

【日時】2008年9月11日(木)14:00~17:30
【場所】「ハートフルスクエアG」大会議室(JR岐阜駅)
【主催】日本増改築産業協会(ジェルコ)中部北陸支部

『近江学』創刊号(発行:成安造形大学付属近江学研究所、発売:サンライズ出版、2009年1月11日発売、1890円)

大岩剛一の連載第1回、対談「里山~循環する魂のフィールドワーク~」(蔭山 歩+大岩剛一)

湖西と呼ばれる琵琶湖の西側は、標高こそないが深い山並が平野部を圧迫するように湖岸近くまで迫る。そのため、古くから人々は山間部に階段状の田畑を開墾し、周囲の山を里山として活用してきた。仰木は大津市北部、琵琶湖の西岸へと伸びる雄大な比叡山麓の尾根伝いに広がる、世帯数720、人口2700人の、上仰木、辻ヶ下、平尾、下仰木、四つの字から成る大きな集落だ。1150年の歴史をもつ里山。そこには豊かな知恵と優れた技術に支えられた、人と人、人と自然、人と地域との血の通ったつながりがある。生き続ける村の記憶とともに、ゆるやかに時を刻む人の暮らしがある。(巻頭文より)

高樹沙耶さん(女優)がストローベイルハウスを建設中 設計監理は大岩剛一とスローデザイン研究会

一緒にワラ積み、土塗りをして楽しみませんか!

私達はこのたび、千葉県南房総市にギャラリー&カフェ「風流」をオープンさせることになりました。
このギャラリー&カフェは、近くの鴨川市で昨秋収穫された稲藁で作ったストローベイルを使い、国産材にこだわった木造平屋建て。現在は基礎工事が進行中。藁積みと土塗りの作業は、参加していただける皆様と一緒に手作業でつくります。

7月にも募集のお願いをしたのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、実は途中で延期を決定しました。
大工さんの作業の遅れなどの理由から、8月に再度ご参加をお願いする事にしました。

そこで、8月9日から藁積みの作業が始まります。
藁積みや土塗り作業に興味のある方のご参加をお待ちしております。

左官職人さんを招いて、作業の指導や監督をしていただけるので、初めての方も安心してご参加いただけます。
ただ、現地の足場が不安定なこと、屋外作業となることなどにより、残念ながら、今回はお子様のご参加は見送らせていただきたいと思っております。
また、暑い中での作業になりますので、多少、体力の消耗をすることもご理解いただけましたら幸いです。

下記の日程で工事を予定しています。一日だけのご参加でも大丈夫です。
遠路まことに恐縮ですが、この機会にぜひご参加・ご協力くださいますよう、お願いいたします。

2008年7月吉日

呼びかけ人:
施主・高樹沙耶( http://www.umoja-lani.jp )+ 設計監理・大岩剛一

協力:
スローデザイン研究会 ( www.slowdesign.net
ナマケモノ倶楽部 ( www.sloth.gr.jp
(有)カフェスロー(http://www.cafeslow.com

■場 所:
千葉県南房総市白浜町

■交 通:
JR内房線館山駅よりバス25分
館山道富浦インターから車で約30分

■日 程:
2008年 8月9日(土)~ 8月24日(日)

※ 参加人数、作業能率、天候次第で上記日程が短縮されたり、延長されたりする可能性あり。

■費 用:
交通費・宿泊などの経費は、大変恐縮ですが自己負担でお願いいたします。
昼食のみ、私どもで用意させていただきます。
近辺には宿泊施設、キャンプ場がございます。ご希望の方にはご紹介をさせていただきます。
また、寝袋をお持ちいただければ、テントを張っていただけるスペースをご用意致しております。

■服装:
長袖、長ズボン、帽子、タオル、長靴(スニーカー)などをお持ちください。

藁を扱うこと、足場が悪いこと、夏の暑さなどから守るため、ご協力をお願い致します。

  1. 着替えをしていただく場所はご用意しております。

■連絡先: 吉野明美
E-mail: aloha@saya.jp

ご連絡いただけましたら地図、交通手段、近辺の宿泊施設の情報などについてお知らせいたします。
お手数ですが、ご参加ご希望の2日前までにご連絡をお願い致します。
飛込みでのご参加はご遠慮いただくこともございます。予めご了承いただきますようお願い致します。

藁積み・土塗り作業に参加しての感想

ワラ積み・土塗り作業に参加しての感想

私は「ストローベイル」という言葉も知らず、「ワラ積み」「土 塗り」という言葉から、古くから日本にある土壁の建築だと思っていましたが、参加してみれば私の知っている土壁とは全く異なる壁がそこにあり、その場で初 めて、ストローベイルという工法が「土壁」をオシャレにした言葉ではない事を知りました。

私は、一般参加者の中では比較的早い段階から、数日に渡ってお手伝いをさせて頂き、普段の生活では目にすることもない様々な事を多く体験することができました。
連日、本職のプロの左官職人の方からの御指導を直接受けられた事や、土やワラ・仕事に関しての多くの質問に答えて下さった事を思うと、これから先もなかなか無い貴重な時間だったのだと振り返っています。

また、幾日にも渡って参加できた事で、多くの方と触れ合えた事も大きな感動です。
ストローベイルの研究者や、建築の勉強の一環として・興味があって参加された方など、年齢・職業・参加の目的が異なる知らない人同士が、和気あいあいと意 見を交わしながら協力して作業を行えた事は、人と人との精神的な距離が広がる傾向を感じる今日において、得るものも多く意義深いものでした。

今回、こうして一般参加者を募集して企画して下さった施主の高樹沙耶様をはじめ、御指導頂いた小林左官様、スタッフの皆様、一緒に参加して出会えた皆様に感謝致します。

(報告:石川 慧)

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