月刊誌「建築技術」2012年1月号発売! 【特集・パッシブを活かした新しい住まい】で、大岩剛一が「藁と土のパッシブ・ソーラー・ハウス」を書いています。
大地の記憶を呼び覚まし、住むこと本来の快楽を手にすることができるストローベイル・ハウスの魅力を紹介。
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「建築技術」1月号、№744(建築技術発行)、定価:1,850円(本体1,762円+税)
大地の記憶を呼び覚まし、住むこと本来の快楽を手にすることができるストローベイル・ハウスの魅力を紹介。
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「建築技術」1月号、№744(建築技術発行)、定価:1,850円(本体1,762円+税)
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まちカフェ京都・第6回
住み家(すみか)と棲み家(すみか)が出会う家
~住まいを通してつながる命~
ゲスト:建築家・大岩剛一さん
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人が住むところと、虫や鳥や色んな生き物が棲むところ。
そこに境目ができ、隔たりができたのはいつからでしょう?
「日本人の衣食住の文化で最も貧しいのは住」
こう語るのは、建築家の大岩剛一さん。
住む文化が貧しくなったのは、
人の住み家と生き物の棲み家が別々になったからかもしれません。
おたがいの「すみか」が離れ離れになった時、
人と自然の距離も遠くなり、人と人にもまた距離ができ、
家は商品として売買の対象になっていました。
この家はどのように建てられたのか?
建材はどこから来たのか?
それにしても、住むっていったい何だろう?
分からなくなったら初めに戻りましょう。
人と生き物の境界線を飛び越えて、
住まいと命のつながりを考えるのが大岩剛一さんです。
暮らしと自然が溶け合った京町家で、
建築学ではない、住まいの哲学を聞いてみましょう。
一本の柱、一枚の壁。
そこから森に田んぼに世界は広がります。
【日時】2011年11月23日(水・祝)13時開場 13時半~16時半
【場所】京町家さいりん館室町二条
http://www.sairinkan.com/
京都市中京区室町二条上ル冷泉町65
京都市営地下鉄烏丸線「丸太町」駅6番出口から徒歩4分。
「烏丸御池」駅2番出口から徒歩5分。
【定員】25名(ご予約優先)
定員を超えた場合には、お断りすることもありますので、
お早めにお申し込みください。
【参加費】予約:1,800円、当日:2,000円(共にコーヒー・お菓子付き)
【ご予約・お問い合わせ】担当:日下部
kusakabe☆harukaze226.com
(☆を@に変えて下さい)
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【申し込みフォーム】
お名前:
(複数でお申し込みの場合は、全員のお名前をお書き下さい)
連絡先:
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●まちカフェ京都について:
http://d.hatena.ne.jp/machicafe-kyoto/
京都は元々職住一体の町。
仕事も暮らしも別々ではないこの町と同じように、
ゲストと共に日々の暮らしにつながる様々なことをお話ししようという場です。
お茶でも飲みながら、楽しい時間を共有しましょう。
【主催】まちカフェ京都実行委員会・春風
http://d.hatena.ne.jp/machicafe-kyoto/
【共催】京町家さいりん館室町二条
http://www.sairinkan.com/
■期 間
第1期平成23年10月29日(土)~11月11日(金)まで
第2期平成23年11月14日(月)~11月24日(木)まで
■場所:戸塚区善了寺(横浜市戸塚区矢部町125
JR・横浜市市営地下鉄「戸塚」駅下車徒歩5分)歩き方:東口の大きなビル「modi」1階スターバックスを左折、ビル沿いに直進。つきあたりの交差点を右折して、東海道沿いを進み、左手に郵便局が見えたら、その少し先の細い坂道を上がると、本堂があります。
地図
■呼びかけ人 施主 善了寺住職 成田智信
■設計・監理 大岩剛一(スローデザイン研究会代表)
■建築アドバイザー 相根昭典(天然住宅)/藤村靖之(非電化工房)
■藁積みワークショップ運営:担当 NPO法人カフェ・デラ・テラ
■協 力
・戸塚宿東集会とつか宿駅前商店会 こちら
・環境文化NGOナマケモノ倶楽部こちら
・有)カフェスロー(こちら)
■日程:
原則 集合:9:00/解散:17:00(作業初日10/29は上棟式の為14:30まで
作業時間(予定)10:00~16:00-お昼休み1時間(作業前後にオリエンテーションあり)
*1日だけの参加、或いはある時間帯だけの参加も歓迎です(但し当日参加もOK)
■費用:参加費無料(簡単な昼食のみ、こちらで用意させていただきます)
・宿泊希望の方は、周辺に旅館がありますので、ご希望の予算の宿をご紹介します。
・当日参加も可能ですが、場合によっては昼食は申し込み頂いた方優先とさせて頂きますのでご了承ください。
■服装・持ち物:特にマスク、軍手、タオル。動きやすく、汚れてもかまわない服装でお願いします。(更衣室あり)マイハシ・マイカップ・マイ皿などご持参ください。
■お申込方法・お問い合わせ:
*第1次10月24日(月)締切り/各日先着20名まで
お電話、ファックスまたはメールにて下記6点をお知らせください。折返し担当者より確認のご連絡を差し上げます。
1.お名前 2.人数 3.参加者全員のお名前とご年齢とご住所 4.前日、当日に連絡の取れる電話番号
5.交通手段(注:境内内に駐車場はございません!お車の方はご注意ください)6.参加希望日程
■連絡先
●電話(事務局直通):080-6597-0166
(お手数ですが、留守電の場合はお名前と”藁積みワークショップの件”ということを残して頂くようお願い致します。事務局・石渡)
●善了寺 :045-881-0348
●ファックス:045-881-0379
●メール :cafedelaterra@guitar.ocn.ne.jp
●詳細掲載:善了寺成田住職ブログページこちら
成安造形大学付属近江学研究所主催の連続講座「近江のかたちを明日につなぐ」で、6/11(土)10:40〜12:00 近江学 連続講座(講演・対談)
6/11(土)近江~大地のかたち~ 第二回『穴太衆積み』
安土城の築城により一躍その名が知れ渡った穴太衆。中世より受け継がれてきた穴太衆積みと呼ばれる石積みの技術は、比叡山麓の大津市坂本を拠点に今なお生き続けています。穴太衆第14代目石匠である粟田純司氏に、穴太衆積みの歴史と特徴、地域とのつながり、伝統の継承の可能性について、氏の作品紹介と制作活動を通して語っていただきます。
【講師】粟田 純司氏(古式特技法「穴太衆」第十四代目石匠)
【対談】大岩 剛一
【日時】6月11日(土)10:40~12:00
【場所】成安造形大学 聚英館3階 聚英ホール
【定員】150名(中学生以上対象)
【主催】附属近江学研究所
【website】http://www.seian.ac.jp/event/lecture/005169.html
【応募締切日】5月30日(月)必着
【応募方法】
官製ハガキまたはEメールで必要事項を明記のうえ、下記までお送りください。
複数名での応募をご希望の場合は①~⑧を人数分お書きください。
①受講希望の講座記号(複数可)、②郵便番号、③住所、④氏名、⑤カナ氏名、⑥電話番号、⑦Eメールアドレス(任意)、⑧学籍番号(本学学生のみ)
[応募先] 成安造形大学 研究支援部門 〒520-0248 滋賀県大津市仰木の里東4-3-1 E-mail:kouza@seian.ac.jp
*ウェブサイトからの応募方法
https://www.seian.ac.jp/lecture/koukai_mail.html
[講師プロフィール] 粟田 純司(あわた じゅんじ)氏
1940年滋賀県生まれ。近畿大学理工学部土木工学科卒業。 現在、古式特技法「穴太衆」第十四代目石匠。株式会社粟田建設会長。文化財石垣保存技術協議会代表。2000年名工卓越技能章受賞、2001年大津市技術文化功労賞受賞、2005年黄綬褒章受章。代表作品は、安土城天主台付近石垣整備工事(滋賀県)、浜松城石垣修復工事(静岡県)、高知城跡石垣保存整備工事(高知県)ほか多数。
大岩剛一 + スローデザイン研究会
スローデザイン研究会がこれまで手がけた、また現在設計中の藁と土を使った全国のスローカフェの写真・模型展を、東京国分寺・カフェスローにて開催します。
■会期期間
2011/05/17(火)~5/22(日)
■各日の会期時間
17火/18水/19木/21土 11:30~18:00
20金11:30~15:30
22日14:30~17:30
*代表大岩剛一の在廊予定日は21土・22日です。
■関連イベント
カフェスロー10 周年記念イベント&「ポスト311を創る」シリーズ
●5月21日〈土)
「急がば廻れ、今こを教育を考える」
対談:寄田勝彦× 深津高子
17:30 開場/18:00 開演̶1,500 円(1 drink)
詳細:こちら
●5月22日(日)
<第一部>映画『幸せの経済学』上映会
解説:辻信一(文化人類学者・環境活動家)
12:30開場/13:30開演 予約1,300 円、当日1,500 円(1 drink)
詳細:こちら
<第二部>トーク「ポスト3. 11 を創る」
トーク出演:中村隆市((株)ウィンドファーム代表) 藤村靖之(非電化工房代表)
聞き手:辻信一(文化人類学者・環境活動家)
音 楽:松谷冬太(スローソウルシンガー)
17:00 開場/17:30 開演 予約1,500 円、当日1,800 円(1 drink)
詳細:準備中
<申込み>
いずれもカフェスローまで
電話042-401-8505/メールフォーム
2011年3月11日に起こった未曾有の東北関東大震災から1ヶ月が過ぎようとしています。震災による犠牲者の方々のご冥福を心よりお祈りすると共に、被災者の皆さま方には心よりお見舞い申し上げます。
今回の災害を経て、被災地復興、原発問題、エネルギーの問題など、新たに考え取り組んでいくべく大切な、そして大きな要素が私たちの暮らしの中に入ってきました。
今、私どもスローデザイン研究会がつながりを頂き、関わらせて頂いているプロジェクトのひとつに、神奈川県戸塚・善了寺があります。社会の中での昔はあったはずの寺の役割をとり戻すべく、地元の方々と一緒に、社会とつながる為のお話会や市を開催している地域の誇るお寺として注目されています。
今週末善了寺で行われる「戸塚アースデー」で、大岩剛一が落語家の古今亭菊千代師匠と対談します。江戸のエコロジカルな住文化とは?地域や東北の森とつながる善了寺第二本堂(設計:スローデザイン研究会)の構想とは?私たちの暮らしを見直し、 3.11後の「懐かしい未来」、新たな住の物語について考えます。
また現在、第二本堂を設計中なのですが、そこでは循環型社会を推進するご住職の成田さんの意向から、国産木材/代替エネルギーなどを使用します。
国産木材は、東日本大震災の被災地である宮城県栗原市の栗駒木材の栗駒木材を震災以前から予定していました。栗駒木材は地元の森の管理、伐採から低温燻煙乾燥、プレカット、家づくりまで、いっさいの流通過程を山の木工工場の中でまかなっています。
震災による木材調達への影響が懸念されましたが、現地を訪れた天然住宅代表の相根昭典さんより木材店従業員、工場、そして森に被害はなく、木材購入が地元経済復興につながるということでした。また被災直後から、栗駒木材店はご自身達の力で、公の団体が手の届かない避難場所や家庭へ支援物資を運び、地元の方達を支えていらっしゃいます。
これを受け、 ご住職は第二本堂建設を予定通り、年末のキャンドルナイト冬至の時期までの完成を目指す意向を示されました。また、第二本堂はペレットストーブ・太陽光など代替エネルギーを積極的に取り入れ、原子力発電に頼った日々の生活を見直す、エネルギーの多様性を学ぶ場となります。第二本堂建設が、復興支援となり、そして、戸塚が被災地とつながる場であるよう、今後とも末永く復興支援をしていきたいとお話をされました。
スローデザイン研究会は、これまで「経済効率を最優先する社会が切り捨ててきたつながりや循環、小さなもの、つつましいもの、ローカルなものに目を向け、私たちの暮らしに本来の安らぎと美しさを取り戻すためのデザイン」を主旨として活動して参りました。
311を経た今、今一度原点に立ち返り、想いを同じくする方々と太くつながりながら、活動していきたいと考えます。
<参考>
栗駒木材店 webサイト http://www.kurimoku.com/
善了寺 webサイト http://www.zenryouji.jp/
天然住宅 webサイト http://tennen.org/
横浜市戸塚の善了寺で行われる「戸塚アースデー」で、大岩剛一が落語家の古今亭菊千代師匠と対談します。
江戸のエコロジカルな住文化とは?地域や東北の森とつながる善了寺第二本堂(設計:スローデザイン研究会)の構想とは?
私たちの暮らしを見直し、 3.11後の「懐かしい未来」、新たな住の物語について考えます。
【日時】 4月23日(土) 18:00 ~20:00お申し込み不要。
【会場】 戸塚区善了寺(JR、横浜市市営地下鉄「戸塚」駅下車徒歩7分)地図
【出演者】
トーク
・古今亭菊千代 web
東京都出身1956年生。女流落語家。落語400年の歴史の中で、初の女真打に昇進。手話落語、日本舞踊、文筆業(エッセイ・創作落語)も行う。また朝鮮民主主義人民共和国を訪問して朝鮮語の落語も演じたり、NGOピースボートへ水先案内人として乗船するなど、世界各地へ落語発信、社会と落語のつながりなおしの活動も多数行う。
・大岩剛一
スローデザイン研究会、環境文化NGOナマケモノ倶楽部世話人
ライブゲスト
・松谷冬太(スローソウルシンガー)web
【問合せ】080-6597-0166(カフェデラテラ事務局)
【主催】NPO法人カフェデラテラ
【協力】とつか宿駅前商店会
スローデザイン研究会もお手伝いしている、軽井沢に建設中の伊藤邸(個人宅です)にて、ストローベイルワークショップが開催されます。
ご興味ある方、是非足をお運びください。
<以下転送>————————————-
東日本大震災で被災された多くの皆様に心よりお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられたすべての方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみ申し上げます。
私たちは長野県軽井沢町の大日向(おおひなた)で、ストローベイル・ハウス (straw bale house=藁の家) の考え方を一部にとりいれた住まいを建設しています。
ストローベイルに日本の伝統的な竹小舞と木造軸組工法を組み合わせ、さらに太陽の熱を建物に取りこんで蓄えて使うという方法、いわゆるパッシブソーラー・システムを施す予定です。先人達のユニークな知恵や工夫と、テクテクと人間らしいペースで進む科学技術(=テクテクノロジー)を住まいに取り入れることによって、石油や電力への依存を少しでも減らしていきたいと考えています。この小さな試みが、健康的でエコロジカルな家造りをめざしておられる方々にとって何かしらの参考になれば幸いです。
いよいよ5月14日から藁積みが始まります。竹小舞編み、土塗りも含めて、下記の日程での作業を予定しています。つきましては、職人さんや私たちと一緒にこの作業に参加して下さる方々を募集いたします。ストローベイル建築の研究者であり、また自らベイル・ビルダーとして日本各地のストローベイル・ハウス建設の場でご活躍中のホルツヒューター・カイルさんにワークショップ形式で作業の手ほどきをしていただきますので、初めての方も安心してご参加いただけます。藁積みや土塗りの作業に興味のある方々のご参加(一日だけでも結構です)をお待ちしています。
■呼びかけ人:伊藤由貴子・徹(施主)+大岩剛一(設計監理)
■協力:スローデザイン研究会 (www.slowdesign.net)
:美登利家工務店 (http://www.om-midoriya.jp/)
:ナマケモノ倶楽部(http://www.sloth.gr.jp/)
:(有)カフェスロー(http://www.cafeslow.com/)
■場所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉大日向
■交通:しなの鉄道「信濃追分」駅 (「軽井沢」駅から8分) から徒歩30分 / 千曲・高速バス「信濃追分(西部小学校前)」停留所から徒歩20分 / 軽井沢町内循環バス西コース「大日向」停留所から徒歩7分
■日程:5月14日(土)- 5月22日(日)(参加人数や天候次第で、日程が短縮/延長される可能性あり。)
■費用:参加費無料。簡単な昼食をこちらで用意させていただきます。近辺には宿泊設備があります。
■服装:動きやすく、汚れてもかまわない服装でお願いします。軍手をご持参ください。
■連絡先:伊藤徹 Email: wara1060@gmail.com
★Emailでご連絡いただけましたら地図、交通手段、近辺の宿泊設備の情報などについてお知らせいたします。都合により、電話(090-1772-6205)での対応は4/21-25及び5/12-23のみの期間とさせて頂きます。どうかご了承ください。
<転送ここまで>--------------------------------------
沖縄にスローカフェのコンセプトを持つカフェがまた生まれました。ご紹介します!
■カナンスローファーム
/ 沖縄県国頭郡東村平良863-2 TEL: 0980-43-2468
カナンスローファームは、人と地球に優しい循環農業・自然栽培に取組むカナンファームから生まれたカフェ。
目の前に広がる海や土壁ややんばるの自然の恵みたっぷりの食材、自然のパワーに癒されるやすらぎの空間など、自然のめぐみをたっぷりと堪能し、シンプルで豊かな生活を体感できるスローカフェ。敷地内には、カフェレストラン、宿泊所の他、農園もあります。
海の目の前に広がる元観光ホテルを改装したこの建物は、太陽がたっぷりと差し込み、開放感を味わえる。
壁に使用した地元の赤土。
デザインは、(株)アレックス。スローデザイン研究会のコンセプトに深く共感した(株)アレックス代表取締役社長 外間氏は、スローデザイン研究会沖縄支部」も 名乗る。
スローデザイン研究会からは、ホルツヒューター・カイルがワークショップ時に訪問・指導。
【概要】
飲食店(カフェ&レストラン)+ゲストハウス
/既存鉄骨造平屋建工場の内装及び中庭の新装工事
/延床面積366㎡(店舗196㎡+宿泊170㎡)(宿泊は部屋のみを記載、通路等合わせると260㎡)
/工期2010年9~11月
/開店2011年1月15日
■企画・ワークショップ管理: カナンスローファーム
■設計監理: 株式会社アレックス
■施工:株式会社アレックス
■ストローベイル:稲藁 180個
■主な材料・設備:壁珪藻土(カナンファームの赤土を利用)
■協力: スローデザイン研究会、カフェスロー
■カナンファーム ホームページ